会津の守り神・赤べこそっくり「アナべコ」が話題 開発秘話をメーカーに直撃

赤べこそっくりの「アナベコ」に込められた想いとは。赤べこも来年以降、引き続きスタンバイ。

2020/12/25 15:25


アナべコ
(写真提供:ヴァンドームヤマダ)

かつて悪性の天然痘が流行した際に、病気の子供たちに赤べこを配布したところ、たちまち回復したという言い伝えがある。そんな会津地方の守り神にもなっている、赤べこそっくりの「アナべコ」が話題を呼んでいる。



■被災地を応援する意味で作成

この「アナべコ」を作成したのは、アクセサリーの企画・販売・輸出入を行っているヴァンドームヤマダ(東京都港区)。またファッションメーカー『ANNA SUI』のノベルティグッズも手掛けている。

赤べこは「幸運を呼ぶ牛」と言われていることもあり、2011年に東日本大震災で大きな被害を受けた福島県を応援する意味で、アナスイカラーの「アナべコ」を製作しようと考えたという。


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■「幸運をおすそ分けしたい」

この「アナべコ」第一弾は、2015年1月2日からノベルティとして配布され大人気となり、メーカにも現在在庫が全くない状態だ。もともとは年始に買い物に来た客に、「ちょっとした幸運をおすそ分けしたい」との想いから、「福ものノベルティ企画」を開始。

アナべコ以降、福ものノベルティはしばらく休止していたが、今年の年始から再び復活。

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■26日から新アナスイベコ登場
東日本大震災福島県被災地新型コロナウイルス
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