新型コロナが猛威を振るった2020年 8割が「良い年ではなかった」
人類が未知のウイルスに倒れた2020年。やっぱり、良い年じゃない?
■職業別でも傾向
「2020年は良い年だった」と感じている人を職業別で見てみよう。
最も多かったのは学生で27.3%。一方「良い年ではない」と感じている人が多数だったのは、自営業。緊急事態宣言や外出自粛の営業が影響しているのかもしれない。
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■50代男性の声は?
2020年は「良い年ではなかった」と話すのは、50代男性自営業のAさん。
「コロナの影響で長年続けてきたバーを閉めることになった。地道に営業していたのですが、コロナで人が来ないのでは、家賃や従業員の給料などを支払うことができない。
補助金を利用するなどして営業を続ける道もあったのですが、気力と体力が限界なうえ、斜陽産業と言わざるを得ない業種でこれ以上頑張り続けるのは辛く、店を閉めることに。血と汗の結晶を失うのは寂しかった。
コロナが自分を後押ししてくれたとも考えられますが、コロナがなければ…とも感じる。良い年ではなかったことだけは確かですね」
新型コロナウイルスで、多くの人が影響を受けた2020年。来年は、いい年になるよう願いたい。
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(文/しらべぇ編集部・佐藤 俊治)
対象:全国10代~60代の男女3,140名 (有効回答数)