大晦日に食べたい富士そば・三種の神メニュー ただし「年越し」には注意が必要
大晦日になると食べたくなるのは、やはり「そば」だが、年末年始の営業時間には注意が必要だ。
■2位:ゆず鶏ほうれん草そば
メニュー名の通り、ゆず、鶏肉、ほうれん草が三位一体となったそば。12月中旬の冬至を迎えるあたりから「ゆず湯」というワードを見かけるためか、やたらとこちらのメニューが食べたくなるのだ。
ゆずの風味とつゆの相性が抜群で、「一番つゆの美味いそば」と個人的には感じている。
野菜と肉がしっかり盛り付けられ、栄養バランスが整っているのも評価点。「オイオイオイ」のコラで有名な漫画『グラップラー刃牙』第一話に登場する眼鏡のモブキャラも、この栄養バランスには「大したものですね」と評価を下さざるを得ないだろう。
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■1位:肉骨茶(バクテー)そば
昨年秋に突如現れ、『富士そば』ユーザーたちを瞬く間に虜にした魔性のそばが今年も登場。「バクテー」は薬膳とともに豚肉を煮込んだスープで、シンガポールのソウルフードである。
エスニックな雰囲気に思わず敬遠してしまう人もいるかもしれないが、ニンニクと胡椒の効いた味はそばとの相性が抜群で、「初めてのバクテー」としても是非おすすめしたい。
身が引き締まるような味わいが特徴的で、お酒を飲む機会の多い忘年会シーズンは、「締めの一食」としても「二日酔い覚ましの救世主」としても活躍してくれる。
実際、今回の記事を書くために『富士そば』店舗を数店訪れたが、いずれも店内の客の過半数がこちらのそばをオーダーしていた。
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■営業時間には要注意
ちなみにこれらのメニューを「年越しそば」として味わう場合は注意が必要。日付を跨ぐギリギリに食べる年越しそばは乙なものだが、今年の『富士そば』の営業は31日の15時までなのだ。
年末年始の営業のお知らせです。
今年の大晦日は15時で閉店する事に決定致しました。
お昼の3時です。
ご注意をお願い致します。 pic.twitter.com/vSDDpQIPqI— 富士そば(基本発信のみの一方通行) (@fujisobar) December 21, 2020
同じく立ち食いそばチェーン店『ゆで太郎』も31日は店舗によって営業時間が異なり、「通常営業」の店舗もあれば、15時閉店や22時閉店の店舗も。
『いろり庵きらく』など、駅ナカの立ち食いそば屋も基本的に早く閉まってしまうため、そば屋で年越しそばを楽しみたい人は、余裕を持って来店することを勧めたい。
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(取材・文/しらべぇ編集部・秋山 はじめ)