YOASOBI、『紅白』ステージ演出にも反響 「完成度の高さがすごかった」
『紅白歌合戦』に出場し、ボーカル・ikuraの歌唱力が大きな話題になったYOASOBI。一方でセンスあふれる演出も話題に。
31日放送の『第71回NHK紅白歌合戦』に音楽ユニットのYOASOBIが初出場。今年、大ヒットした代表曲『夜に駆ける』を披露した。
ボーカル・ikuraの圧倒的な歌唱力が話題となる一方で、視聴者の間ではセンスあふれるステージ演出にも注目が集まっている。
■『夜に駆ける』とは
YOASOBIはコンポーザーのAyaseとボーカリストのikura(幾田りら名義でも活動)からなる、「小説を音楽にするユニット」。
『夜に駆ける』は星野舞夜の小説『タナトスの誘惑』が原作で、この作品は自殺願望を持つ女性と、主人公である男性を描いたものだ。
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■図書館、書店風のセットで歌唱
小説を原作としていることを反映してか、YOASOBIは埼玉県にある「角川武蔵野ミュージアム」のなかでパフォーマンス。ステージ上にも本が置かれるなど、徹底的にコンセプトを守った演出が繰り広げられる。
後ろの本棚でプロジェクションマッピングが行なわれたり、ところどころに置かれたテレビでMVのアニメーションが流されたり、足元のライトがMVに合わせた色合いで光ったり…細部までこだわったステージ設計、演出となっていた。
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■「最高だった」ファン絶賛
多くの視聴者が一気に“YOASOBI”の世界観に引き込まれ、ツイッター上では「YOASOBI演出良かったー。狭い空間でのカメラワークも素晴らしかった」「演出のセンスの良さと完成度の高さがすごかった」「会場も演出ももちろんパフォーマンスも全部よかった!」「歌だけじゃなく、衣装も演出もステージも最高だった…」など、演出面にも絶賛の声が相次いでいる。
『紅白』のような大きなステージになると、どうしても楽曲の世界観は損なわれがちなものだが、YOASOBIの場合はむしろさらなる広がりを見せたのではないだろうか。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)