結婚式ゲスト100名の半数が新型コロナ感染 母を亡くした女性が年始を前に警鐘

「年始に集まろう」と声をかけられ悩んでいる人たちに、母を亡くした女性が「プレッシャーに負けないで」と訴えかけた。

2021/01/01 15:30

結婚式
(TIM WIT/iStock/Getty Images Plus/画像はイメージです)

コロナ禍の結婚式で、クラスターが発生。ある60代の女性もそこで感染し、翌月に帰らぬ人となった。同女性の娘がこのほど「人の集まりは避けて」と警鐘を鳴らしたことを、『The Mirror』などが報じた。



 

■コロナ禍の結婚式へ

今年9月19日のこと、英国で暮らしていた67歳の女性がある結婚式に参列した。

すでに新型コロナウイルスの感染拡大が深刻な時期ではあったが、女性は約100名のゲストらと新郎新婦の新たな門出を祝福。さらには新郎宅で開かれた披露宴にも行き、60~70名のゲストらと共に結婚を祝った。


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■女性の死に娘が涙

その後、結婚式に参加した約100名のうち半数の新型コロナウイルス感染が明らかに。女性もそのひとりで、突然の体調悪化に続き、9月24日にはバーミンガムにある病院に入院した。

その後も体調は良くならず、10月30日に死亡。女性の娘(44)はこれに大変なショックを受け、「(式に行かなければ)母は今も生きているはずなのに…」とメディアに語った。

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■年始に向け警鐘
結婚式新年会死亡葬儀プレッシャー感染警鐘新型コロナウイルス感染拡大クラスター
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