平均体重の4倍もあった世界最大のちびっこ力士が21歳で死亡 急性腎障害か
平均体重で生まれるも2歳で体重は34キログラムを超え、小学校では100キロ台を維持していた。
■9歳で体重が146.9キロに
体重は9歳で146.9キロ、13歳で180.0キロにもなり、いよいよ健康上の問題を無視するわけにはいかなくなったジャムブラトくん。
当時レスリングコーチだったカザン・チュスワズコフさんは、「普通はランニングやエクササイズも組み合わせるが、彼はそれがほとんどできなかった」と話し、ある医師は「このままでは糖尿病、癌、心臓病になる」と警告した。
だが母親のネルヤさんは「この体格と技能は神様からの授かりもの」と答えるのみで、ステロイドを使用という噂もきっぱりと否定していた。
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■五輪金メダルの夢砕ける
その後、「将来は五輪の金メダリストになりたい」と話し、レスリングの道に本格的に進んでいたジャムブラトくんだが、12月29日、首都ナリチクの病院で死亡していたことを同共和国のマスレスリング連盟がSNSで発表した。
死因については、少し前から急性腎障害を患っていたとの情報が有力視されている。これは数時間から数日のうちに急激に腎機能が低下するもので、老廃物を尿から排泄できず、体の水分と塩分のバランスを調節できなくなると、緊急で透析治療などの治療が必要になるという。
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(文/しらべぇ編集部・浅野 ナオミ)