開催まで200日を切った東京五輪 「なぜできると思うのか」と海外メディアは懐疑的

世界的にみて新型コロナウイルスの流行はいまだ拡大傾向にあり、ワクチン接種の実施も思ったようには進行していない。そんな中、東京五輪の開催は本当に叶うのだろうか。

2021/01/09 18:30


 

■五輪招致で貧乏くじを引く

そして、米国・ワシントンD.C.を本拠地とするCBS系列のテレビ局『WUSA9』は、日本や東京が被る経済的損失について触れている。

1年の延期により2,940億円が加わり、大会経費が1兆6,440億円(組織委員会が7,060億円、東京都が7,170億円、国が2,210億円を負担)に増えたことが発表されたばかりだが、実際にはその1.5倍ほど、と見る向きもあるというのだ。

大会のスポンサーとして現在は名を連ねている有名企業も、今後どうなるのかはわからない。航空、観光大手などは新型コロナウイルスの影響で大打撃を受けており、確かに「それどころではない」はずだ。


関連記事:菅首相が開催意向表明の東京五輪 実施に否定的な意見は7割超え

 

■日本は「お・こ・と・わ・り」ムード?

『WUSA9』はまた、日本のNHKが先に行った世論調査で、回答者の63%が五輪の延期か中止を望んでいるという事実を紹介。

大勢の人が海外からやって来ることへの不安から、「お・も・て・な・し」が「お・こ・と・わ・り」ムードに転じていることは、こうしてすでに海外の人たちにも理解されている様子だ。

現実問題として、いくつもの国で感染はいまだ拡大しており、ワクチン接種の実施も思ったように進行せず、イギリスの専門家からは「アフリカの変異種にワクチンが効かない可能性がある」という発表もなされた。

「開催は無理しなくても…」だったものを、「なぜこれで開催できると思うのか」と語調を厳しくさせるようになった海外メディアだが、今後は併せて、トップアスリートたちから発信されるメッセージにも注目だ。

・合わせて読みたい→田村淳、緊急事態宣言による成人式中止に言及 「オリンピックをやる気なら…」

(文/しらべぇ編集部・浅野 ナオミ

→Amazonタイムセール祭り開催中~2月5日23時59分まで

東京オリンピックアスリート東京五輪小池百合子ワクチン菅義偉新型コロナウイルスパンデミック翻訳記事
シェア ツイート 送る アプリで読む


人気記事ランキング