開催まで200日を切った東京五輪 「なぜできると思うのか」と海外メディアは懐疑的

世界的にみて新型コロナウイルスの流行はいまだ拡大傾向にあり、ワクチン接種の実施も思ったようには進行していない。そんな中、東京五輪の開催は本当に叶うのだろうか。

2021/01/09 18:30

新国立競技場

東京五輪の開催予定日まで200日を切ったことで、海外メディアによる「本当に開催するのか」といった記事がいっきに増えている。夢と希望に満ち溢れ世界の万人に支持されてきた五輪だが、今回ばかりは特別だ。その開催は果たして歓迎されているのだろうか。



 

■楽観的な日本のトップに…

今年の7月23日から予定されている東京2020オリンピック(以下東京五輪)。1年の延期が決まった際には、必ずや新型コロナウイルスのパンデミックを収束させ、満を持しての開催をと、誰もが強く望んでいた。

だがその開催まであと200日を切り、相変わらず「五輪は必ず開催する」「安全な開催を目指し着実に準備を行う」などと発言する菅義偉首相や小池百合子都知事に対し、いよいよ海外メディアは懐疑的あるいは否定的な記事を発表するようになっている。


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■目立つ「問題は山積」記事

例えば競泳、陸上競技、自転車、ボート、セイリングなどの常勝国であるオーストラリアの高級紙『The Age』は、東京五輪開催はいまだ問題が山積だとして、「The longest 200 days:Tokyo Games organisers continue to face mammoth task」という記事を発表した。

多くの国で、若く健康なアスリートにはワクチン接種の順位が当分は回ってこないうえ、その効果や有効期間に対しても疑問がくすぶっている。3~5月に最終的に決定するといわれても、一流アスリートは月日をかけた念入りな調整が必要。

観客席が日本人ばかりとなるようでは不公平…など様々な理由を挙げ、この状況下で開催して果たして成功するものかと、疑問を投げかけている。

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■五輪招致で貧乏くじを引く
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