『鬼滅の刃』から始まる少年アニメ新時代 『週刊少年ジャンプ』のバトルと癒し

『鬼滅の刃』の次に『呪術廻戦』がとぶように売れ、『スラムダンク』のアニメ映画化までする『ジャンプ』アニメについて分析。

2021/01/09 13:30


鬼滅の刃

鬼滅の刃』『呪術廻戦』のブームで、アニメの質を高めることの重要性が確認されてきている。今後、アニメはどのような形で放送され、どうなっていくのだろうか。



■質重視アニメの是非

アニメの質を重視するためには大前提として、昨今は、期ごとに分ける必要がある。現在のアニメは期ごとに分ける放送がメジャーだ。

期ごとに放送するメリットは、何より引き延ばしをすることなく内容を1回に詰めることができること。一方で期ごとに分ける放送のデメリットもある。それは原作漫画の進行を待つなどして非常に間が空いてしまい、次期の再開までに熱が冷めてしまう恐れがあることだ。


関連記事:『鬼滅の刃』によるアニメ革命か ジャンプ連載の『呪術廻戦』が1000万部突破

■休止なく放送されるアニメ

一方で、昔ながらに休止なく放送するアニメもなくはない。『サザエさん』(フジテレビ)を代表としたいわゆる「サザエさん時空」のアニメならば休止なく続けるべきだが、主に『ONE PIECE』(フジテレビ)のようなアニメが問題となる。

休止なく放送が続くのは、子供にとっても毎週安心して観ることができ、よいことだ。しかしながらストーリーが続く物語は、いずれ原作漫画に追いついてしまい引き延ばしアニメになってしまう。

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■深夜アニメが国民的アニメに
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