巨人軍・原監督、野球界の発展にDH制含む3つの提言 SNSでは賛同が続出
巨人軍・原辰徳監督が語った野球界発展の3提言に、SNSで賛同の声が。
プロ野球・読売ジャイアンツの原辰徳監督が、10日放送の特番『ダイワハウススペシャル プロ野球No.1決定戦!バトルスタジアム』(日本テレビ系)に出演。野球界発展のための持論を語り、SNSで賛同を集めた。
■宮根誠司と対談
番組内で、フリーアナウンサーの宮根誠司と対談を行なった原監督。まずは昨年の日本シリーズについて、史上初の2年連続スイープとなった惨敗ぶりに「2・3日寝られなかったですね」と悔しさを滲ませた。
過去10年間の日本シリーズを振り返っても、セ・リーグは2012年の1度しか日本一になっておらず、パ・リーグとの実力差が指摘されるばかり。この「なぜパ・リーグが強いのか?」は対談でも話題に上がり、原監督は「ルールが違う」と語り始めた。
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■少年野球への影響も指摘
両リーグ最大の違いにはDH制度が挙げられるが、原監督はこれを「セとパで統一してほしい」と述懐。
現場の人間として「グチャグチャ言いたくない」と苦悩を漏らしながらも、「野球界の部分で、本当に物申せる人が少なくなっている。だから僕はあえて、野球界はこうあってほしいと声を上げている」と述べていく。
原監督は「DHであるならば、子供たちも10人の野球ができるという点では、教育的ではないかと」と、ルール変更がアマチュア界に与える影響を指摘。そしてここから、アマも含めた野球界全体の発展について熱く語り始めた。