大量の目薬を飲み物に混ぜ続け… 夫を殺害しようとした50代妻を逮捕
夫の毒殺が未遂に終わった妻。「家族に殺意を覚えたことがある」という調査の結果も踏まえ、共感する人はどれくらいいるのだろうか。
■バイシン点眼薬とは?
バイシン点眼液は目の炎症、結膜充血、眼瞼炎などの改善に用いられるが、主成分の塩酸テトラヒドロゾリンは副作用として呼吸困難を引き起こし、場合によっては昏睡状態になることもある。
これらの事件を受け、製造元のジョンソン&ジョンソン社は「経口で大量に摂取させるなど、断じて許されない犯罪行為だ」との声明を発表している。
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■家族に殺意を覚えたことがある?
しらべぇ編集部が全国10〜60代の男女1,732名を対象に調査したところ、「家族に殺意を覚えたことがある」と回答したのは全体の22.6%だった。
性年代別では20代女性が38.1%、10代女性が31.5%と、若い女性にその傾向が強いことがわかった。
そんななか、ティナ容疑者と同じ50代女性も13.0%が該当。近年、日本でも熟年夫婦の破局が増加傾向にあり、離婚率は3割にのぼるとも言われているが、この事件の夫婦も関係に危機が訪れていたのかもしれない。
しかし、夫に対するティナ容疑者の不満の原因が何にせよ、「自身の人生を棒に振ることなく、別居や離婚など他の選択肢もあったのに」という声は多いようだ。
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(文/しらべぇ編集部・桜田 ルイ)
対象:全国10代~60代の男女1732名 (有効回答数)