「結婚を前提としない」関係を続けた島耕作と久美子 同じ考えの人の割合は…

「島耕作」の世界をデータで調べてみる連載。初回テーマは、島と大町久美子の関係性を言い表した表現についてだ。

2021/01/11 05:15

恋愛・カップル
(west/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

サラリーマンを描いた名作は数多く存在するが、その中でも「島耕作」シリーズを思い浮かべる人も多いのではないだろうか。


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■ゆとり世代から見る「島耕作」

その時々の社会情勢と経済の動きをリアルに感じる同作では、主人公・島耕作と同時代を生きた人であれば「そんな時代もあったな」と共感し、彼よりも下の世代であれば「そんな時代もあったのか」と衝撃を受けるかもしれない。

現在28歳の記者(霜降り明星、菅田将暉と同い年の世代)は後者に当たるのであるが、「島耕作」シリーズを読み、同作で描かれていたエピソードや価値観は今、当時と比べてどうなっているのかが気になった。

そこで、しらべぇの強みである調査を使い、「島耕作」の世界をデータで調べてみる連載をスタートすることにした。第一回目のテーマは「付き合うときは結婚が前提か」だ。


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■とにかくモテる島耕作

島はとにかくモテる。シリーズを通して、銀座のスナックでホステスをしていた馬島典子、元芸妓で小料理屋を営む鈴鴨かつ子をはじめ、数々の女性と懇ろな関係性を築いていた。

どの女性も魅力的なのだが、私生活だけでなく、彼のビジネスにおいても重要な役割を果たす場面がとくに多かったのが、のちに結婚することにもなる大町久美子だ。

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■長い愛人関係の間にも…
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