川崎市・成人式の「密」度が異次元のレベル 緊急事態宣言下に呆れる声も
成人の日、緊急事態宣言が発令されている自治体では多くが成人式を中止したが、一部には実施した自治体も。
■順路にたむろする新成人も
式典が行われた建物から出口までは、密を避けるために一方通行となっており、「立ち止まらない」「写真撮影や待ち合わせは順路では行わない」といったアナウンスが繰り返されていたが、お祝い気分の新成人たちにはあまり届いていないようだ。
近隣を主に流しているというタクシー運転手に取材したところ、「夕方までこの状態がずっと続くんじゃないでしょうか」と呆れ気味だった。
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■国立市は人数控えめ
なお、市民総合体育館で開催された国立市の成人式も取材したところ、こちらは川崎市や杉並区と比較しても圧倒的に少人数。居住地域によって午前・午後の2回に分けて開催されたが、午前の部は開始まで30分を切っても100人に満たない出席者数に見えた。
識者からも出席自粛を求める声が出ていた今年の成人式。こうした場がクラスターとならないことを祈りたい。
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(取材・文/しらべぇ編集部・タカハシマコト)