坂上忍、コロナに対する菅総理の姿勢に苦言　「理解してらっしゃるのか不安」

11日の放送の『バイキングMORE』（フジテレビ系）が、緊急事態宣言に関する菅義偉総理大臣の発言を紹介。MCの坂上忍が、危機感に欠ける発言に「理解してらっしゃるのかが不安になってきた」と苦言を呈した。

 

■昨日の発言を紹介

昨日、菅総理は『日曜討論』（NHK）に生出演。緊急事態宣言後の人手について、「まだ始まったばかりでありますから」「思ったほどではなかったのですが、今はかなり大丈夫だろうと思っています」などと発言しており、番組はこれをパネルに起こして紹介した。

これに対し、坂上は頭をかきながら「あのー…」と顔をしかめる。顔を上げると、苦笑いを浮かべつつ「なんて言えばいいんだろう。えーっと…」と、かなり言葉を選ぶように口を開いていった。

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■楽観的な姿勢に苦言

坂上は失笑しながら、菅総理を「もうさぁ、テレビ出るたびに損しちゃってる気がするんですよね」と指摘。

ここ数日で行われた菅総理のテレビ出演にも、「不安なのは…僕全部見ましたよ？　お話聞いてると、総理自身も想定を超えるものだったのは認めてる。それを言うんだったら、今までの対策間違ってましたって謝るほうがまだ国民は付いてくる」とダメ出しする。

坂上は止まらず、「なんか僕が怖いのは、楽観視してるとは言わないけど、総理の元にちゃんと情報が届いてんのかなって」とコメント。総理の発言に危機感が感じられないあまり、伝達に問題があるのではとの疑問まで抱いていった。

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■頼りない姿勢に不安まで…

その後も、「そもそも会見のときも、早めに対策した北海道・大阪が下火になってる、いや大阪また火ついてるよってときにああいう発言をされたり…僕はね、楽観視っていうより、理解してらっしゃるのかが不安になってきた」と、坂上は引き続き総理の姿勢に苦言を呈する。

これに対し、コメンテーターとして出演した国際医療福祉大学・松本哲哉主任教授も、「どの情報を得られているのか分かりませんけど、少なくとも危機感はあまり持っておられないんじゃないかと思います」と坂上の意見に同意していた。

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（文／しらべぇ編集部・玉山諒太）