保護された愛犬がいきなり安楽死 飼い主と保護局スタッフの間で認識違いか
動物の命を扱う保健所にとって、あってはならないミス。予期せぬペットの死に、飼い主は心を痛めている。
■保護管理局スタッフが早合点か
モニカさんがクリスマス休暇中で迎えに行けないと伝えた部分について、郡は「今回安楽死となったのは、飼い主がペットと再会する準備ができていないことを、スタッフが感じ取ったからだと聞いています」と説明。さらに「このタイプの手違いは、普通は起きません」と釈明した。
獰猛でしつけが難しいピットブルだけに、モニカさんとダダの関係が良好ではないと、動物保護管理局内のスタッフが早合点した可能性がありそうだ。
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■手違いにもう一つの理由
しかし徐々に見えてきたのは、クリスマス時期には動物保護管理局の職員も休暇を取るため、スタッフの補充や入れ替わりが多く、情報の伝達がうまくいっていなかったという事実だった。
郡はその後、「また同じようなミス、手違いが起こらないよう、動物管理マニュアルに情報の伝達に関する項目を加えました」と説明。
担当したスタッフには嫌がらせのメールや電話が相次いでいることについて、「本人も反省し、苦しんでいるため、やめていただきたい」と添えている。ダダは火葬後、遺灰となってモニカさんのもとに帰って来たという。
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(文/しらべぇ編集部・桜田 ルイ)