新型コロナで嗅覚障害 火災発生も煙に気づけなかった女性が自宅を失い茫然

もし煙のにおいに早く気づいていたら、女性は住む場所を失う前に消火できたのかもしれない。

社会

2021/01/12 10:00

新型コロナウイルス・COVID-19
(画像提供:アメリカ国立アレルギー・感染症研究所)

新型コロナウイルスに感染し、嗅覚障害の症状が出る人がいる。このほど火災で自宅アパートを失ったある女性も煙のにおいに気づけなかったことを、『The Sun』などが伝えた。



 

■火災発生に気づかず

新体操の選手として活躍しオリンピックに出場した経験もあるロシアの女性(30)が、新型コロナウイルスに感染。嗅覚障害が続いていたというが、ロシア正教のクリスマス(1月7日)はニジニ・ノヴゴロドにある自宅アパートで過ごすことができた。

しかしこの日、同女性のアパート内で火災が発生。それでも女性は煙のにおいが分からず、立ち込める煙を見てようやく「火事が起きた」と気づいたのだという。


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■脱出に成功した女性

アパート内が燃えていることに気づいたものの、すでに火は燃え広がっており極めて危険な状態だった。そこで女性は消火を断念しアパートから飛び出し、隣人らに助けを求めたという。

ようやく火が消えた後、メディアの取材に応じた女性は「誰も死なずにすみました」「それが何より大事なことです」とコメント。憔悴してはいるものの、少しだけ安堵した様子も見せた。

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■火災の原因