カメラ+ペヤングで化学反応? 地元愛する「町の写真家」の遊び心に反響
ネット上でとあるポートレート写真に脚光が…! なんとカップ麺の空き箱を再利用しているとのこと。
群馬・富岡で「カナイ写真店」を営んでいる金井哲朗さんの写真が、ネット上のユーザーから関心を集めている。
写真のクオリティもさることながら、注目されているのはそのオリジナリティ溢れる「照明機材」にある。
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■とっても自然な柔らかな光
4日、窓辺に座り、カメラを優しい笑顔で見つめる女性のポートレートショットを、ツイッターに投稿した金井さん。窓からの光に加え、カメラ側からのストロボ照明が柔らかな光となって彼女を包み込んでおり、その絶妙な陰影が印象的だ。
この写真、じつは照明機材にカップ焼きそば「ペヤング」の空き箱を利用した奇跡の一枚。金井さんは「上下左右背面が絶妙に透過しているので、被写体にはとても柔らかい光が当たります」とプロ目線で解説しており、写真3枚目では外付けストロボ上部にデカ盛りペヤングの空き箱がセットされている写真も掲載されていた。
ペヤングの空き容器で作ったディヒューザーです。上下左右背面が絶妙に透過しているので、被写体にはとても柔らかい光が当たります。#ポートレート #godox#godoxuser_japan pic.twitter.com/2rSHjTbLnf
— te_tsu_law (@te_chu_law07) January 4, 2021
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■超超超超超超大盛がおすすめ
ディフューザーは、カメラのストロボ(フラッシュ)部分に装着し、光を和らげたり、時に拡散させたりする人物撮影時の必須アイテム。
1つ数千円から大きな物だと数万円するケースもあるが、「ペヤング食べた後に再利用しているので実質ゼロ円です」と金井さんはそのコスパについて説明する。
それにしても、なぜペヤングの超大盛りの空箱を再利用しようと思ったのか。
「ある撮影のとき、デュフューザーをうっかり忘れてしまい、現地でどうにかストロボ光をコントロールできないものかと考えているときに思いつきました。白くて適度に光も反射する。形も似ているし代用できそうと(笑)」(金井さん)。