米国のコロナ変異種・スーパーCOVID−19 20C−US 40歳女性の死で基礎疾患ある人に警鐘

これまで以上に、小児や若年層の発症例が増えている新型コロナウィルス。変異株が次々と出現していることは、大きな気がかりだ。

社会

2021/01/17 12:35

マスクをする女性
(Rattankun Thongbun/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

英国、南アフリカ、ブラジル、そして日本でもすでに大きな話題になっている、新型コロナウイルスの変異種。米国も例外ではなかった。

ある変異種に大きな懸念が寄せられていたなか、40歳の女性が死亡したことを米国の『ABC News』ほかイギリスの『The Sun』などが報じ、波紋を広げている。



 

■入院わずか数日で死亡

二児の母親を育てているなか新型コロナウイルスに感染し、今月4日に入院したテキサス州ヒューストンのフェリシア・パーカーさん(40)。肺炎の重症化のスピードに治療が追い付かず、9日に帰らぬ人となった。

パーカーさんは、最近になって糖尿病と診断されていた。たとえ若くても、糖尿病がまだ軽くても、基礎疾患を持っている人は油断は禁物だと示す症例だった。


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■変異株で目立つ若年層の発症

パーカーさんが感染していたのは「スーパーCOVID-19 20C-US」。2020年5月下旬に米国南部の地域で初めて確認された変異株で、その後さらなる変異が加わったとみられる。

20C-USはカリフォルニア州、ニューヨーク州ほか、少なくとも12の州で80名を超す感染者が確認され、専門家の間では大きな懸念材料となっている。従来の株より感染力が高く、小児や若年層でも、感染後に何らかの症状を訴える割合がぐんと増えているという。

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