堀江貴文氏、国会の施政方針演説を「セレモニー」とバッサリ 廃止も提言

ホリエモンこと堀江貴文氏が、首相による施政方針演説をセレモニーと批判。

2021/01/20 03:25

ホリエモン

実業家の堀江貴文氏が、19日に自身のツイッターを更新。国会の審議を「セレモニー」と表現し、改革の必要性を訴えた。



 

■国会初日に居眠り

発端となったのは、日本維新の会所属・音喜多駿参議院議員のツイートだった。音喜多議員は18日に開会した通常国会にて、菅義偉首相の施政方針演説中、居眠りをしていたことが話題に。

これを受け、音喜多議員は自身のブログ・ツイッターで謝罪を表明。さらには歳費の自主返納として、約1日分にあたる1万円をふるさと納税で千葉県千葉市に寄付していた。


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■廃止を提言

すると、堀江氏はこのツイートを引用し、「そんなことする前に、あのつまらないセレモニーを廃止すべく運動した方がいいと思います」とコメント。

年に1度の施政方針演説がセレモニーに過ぎないことを指摘し、「私はそれを期待します」「あんな下らないセレモニーに参加したくなくて議員になりたくない優秀な人いると思います」と続けて国会改革の必要性を訴えた。

これに対し、ユーザーからは「その通り、もっと効率化を図って欲しい」「居眠りに対して、罰則を設けたらよいのに!」「そういう考えだからあなたは当選しなかったのでしょうね」など、様々な声が寄せられている。


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■国民から尊敬されていない政治家

国会での居眠りは、長年にわたって問題視されてきた行為。今回は委員会や質問ではなかったものの、国民としては納得いかず、政治不信を高める要因のひとつでもあるだろう。

ちなみに、しらべぇ編集部が全国の10~60代の男女2,168名に調査を実施した結果、「政治家の仕事を評価している」と答えた人は全体のわずか20.0%。「先生」と呼ばれて尊敬を集めたのは昔の話で、国民が厳しい視線を向けていることが分かる。

惜しくも敗れたものの、2005年には自身も衆議院選挙に立候補している堀江氏。今一度、政治の道を志して、自ずから大胆な改革に乗り出してもいいかも?

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(文/しらべぇ編集部・玉山諒太

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2020年7月3日~2020年7月7日
対象:全国10代~60代の男女2,168名 (有効回答数)

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