生理用品を常備する高校生兄弟が話題 「女子の窮地を救って」と母親に教わり

女子のために、生理用品を持ち歩くことを決めた心優しい高校生の兄弟。これからの時代は、タブーと思われてきた話題を、家庭で話し合うことも大切なのだろう。

社会

2021/01/24 15:00

生理用品
(iamnoonmai/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

男女共学の高校に通う兄弟が、女子の窮地を救うべく、常に生理用品を持ち歩いているという。理由は、異性の体を理解しようという優しさからだった。英国のメディア『Mail Online』『Ladbile』などが報じ、人々の注目を集めている。



 

■「さっと差し出してあげて」

アメリカ・インディアナ州アレン郡のフォートウェイン市に住む、二男一女の母タラ・アーレンズさん。

彼女は男女共学の高校に通う息子のエリジャくん(17)とミカくん(16)に、「生理が突然きてしまったのにナプキンを持っていない、血液が洋服に漏れ出してしまった、なんて女の子に、さっと生理用品を差し出してあげてほしいの」と告げていた。

それを聞いた兄弟は、バックパックに生理用品を忍ばせ、学校のロッカーにも少し置いているという。


関連記事:『グッとラック』生理用品特集に反響 田村淳「朝の生放送で話せる時代に」

 

■友人たちの反応はさまざま

兄弟が通っている高校の60%は女子生徒だが、校内では生理用品を販売していない。女子たちの間では、突然訪れる生理のせいで、常日頃からトラブルが起きていた。

ふたりは当初、生理用品を持ち歩くことに躊躇していたが、家族で話し合ううちに、誰かの大きなピンチを救うのに、同性も異性も関係ないと思えるようになり、次第に抵抗は薄れていった。

生理用品を持ち歩くようになったふたりに対し、からかう者もいたが、その優しさと勇気を褒めてくれた子も大勢いたという。

次ページ
■母親の切なる願い

この記事の画像(1枚)