亀屋万年堂、買収報道で公式ページにアクセス殺到 「ナボナは…」

シャトレーゼが、「ナボナ」で知られる亀屋万年堂を買収。公式ページは一時閲覧できない状況に。

2021/01/25 14:40

25日、シャトレーゼホールディングスが、老舗菓子店「亀屋万年堂」と生産子会社の「亀屋万年堂製菓」の全株式を買収し、子会社にしたと発表。

この報道を受けて、亀屋万年堂の公式ページは同日13時頃、アクセスが集中し、一時閲覧できない状態となった。


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■シャトレーゼの子会社に

シャトレーゼ

亀屋万年堂は、1938年創業の老舗和菓子店。東京・自由が丘発祥で、王貞治氏がTVCMに出演し、「お菓子のホームラン王」というフレーズも人気となった「ナボナ」などが広く親しまれてきた。

シャトレーゼは、今回の買収について「互いの企業理念は親和性が高い」とし、亀屋万年堂の和菓子作りのノウハウを取り込んで販路を拡大する。


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■公式ページにユーザー殺到

この報道を受けて、インターネット上では同日正午頃、「亀屋万年堂」がトレンド入り。

SNS上の反響を見てみると、「スイーツ好きとしては洋と和のコラボに期待」といった期待を寄せるコメントも多々見受けられるものの、「結構びっくりした」「関東遠征した時しか食べられなかったナボナが、全国のシャトレーゼで買えるようになるのか?」「シャトレーゼのブッセと亀屋万年堂のナボナをどうやって棲み分けするんだろ?」など、ナボナの行方を気にする声が目立つ。

この影響からか、亀屋万年堂の公式ページはアクセスが集中し、一時閲覧できない状況に。


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■ファン「ショックです」

亀屋万年堂(本店)

しらべぇ編集部が、亀屋万年堂発祥地の近隣に住む60代女性に話を聞いたところ、「昔から、子供のころからある意外にリーズナブルな和菓子店。ナボナとかに加えて、シーズンもののお菓子が印象的。手土産を買うのにはよかった」と振り返る。

今回の報道については「コロナで売り上げが上がらなかったのかなぁ。シャトレーゼに…。自由が丘代表する和菓子店だったのですが、時代ですかね。ショックです」と率直な胸の内を明かした。

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(取材・文/しらべぇ編集部・衣笠 あい

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