新型コロナワクチン詐欺と見られる不審電話が話題 関係機関に具体的内容を聞いた

新型コロナウイルスワクチンに関する不審電話にご注意を。河野太郎大臣もじかに呼びかけ。

2021/01/29 18:05


 

■あやしい電話が複数回

また、国民生活センターにも同様の相談が複数寄せられている。担当者によると、先月は80代女性から「突然機械音声による電話がかかってきて、コロナワクチンが無料で接種できると言われた」。

「その後自宅の状況を聞かれたが、あやしかったので電話を切った」との報告があったとのこと。

さらに1月には別の80代女性宅に電話があり、自治体の保健担当者と語り「コロナワクチンを受けられるので、指定の口座に10万円を振り込んでください。後日全額戻ってきます」と言われたという。

不審に思った家族がリダイヤルし詳細を聞き出そうとしたところ、ガチャ切りされたそうだ。


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■不審な電話はすぐに切る

このような不審電話に対して、河野太郎・ワクチン担当大臣はツイッター上に、「市区町村等が、ワクチン接種のために金銭や個人情報を電話で求めることはありませんのでご注意ください」と投稿。

国民生活センターの担当者は「具体的な事例が発生中のため、不審電話がかかってくるという警戒心を持つことが必要」と話す。その上で「不審な電話がかかってきたら、長々と話を聞かずにすぐ切ることが大事」とアドバイス。

また、「トラブルに巻き込まれたらなるべく早く『消費者ホットライン・188(いやや!)』にお電話を」と述べた。

・合わせて読みたい→河野太郎大臣、コロナワクチン供給の現状明かす 「スケジュールは未定」

(取材・文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部

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