コロナ禍においてテレビドラマが充実する理由 『日曜劇場』も話題のTBSの演出力
コロナ禍においてテレビドラマが充実している。特にTBS系列ドラマが絶好調であり、その演出力、さらには時代背景を考察。
■なんとか頑張るフジテレビ
低調な木曜フジ系列22時の放送枠も、今年公開される予定の映画化が発表された『ルパンの娘』に続いては『知ってるワイフ』を放送。関ジャニ∞の大倉忠義演じる主人公が、広瀬アリス演じる妻・澪に嫌気が差し、タイムスリップすることで妻を変える。
しかし、変えたはずの未来でも運命的に澪と出会い、自分が澪を変えてしまったのだと気づく、意欲的なタイムスリップドラマ。火曜フジ系列21時の『青のSP』も、主演の藤原竜也が演じるスクールポリスが、躊躇なく生徒を逮捕し、学校の闇を暴いていく意欲作だ。
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■最強ドラマ放送枠TBS火10
そして現在注目の枠といえば、やはりTBS系列の火曜日22時枠である。現在は、上白石萌音主演『オー!マイ・ボス!恋は別冊で』を放送。
萌音演じる奈未と菜々緒演じる就職先のカリスマ編集長との仕事への奮闘劇と並行して、玉森裕太演じる王子様キャラとの恋模様が描かれるも、2人は姉弟だった。
この放送枠は『逃げるは恥だが役に立つ』で有名。そして昨年、今回と同じく萌音主演で、ベタな少女漫画的恋愛ドラマ『恋はつづくよどこまでも』が大人気となると、ベタな少女漫画的恋愛ドラマがどんどんと繰り出されるようになる。