迷い犬が3年後に飼い主の元へ帰還 マイクロチップ埋め込みの重要性に再注目

愛するペットが迷子になった場合、飼い主の不安と悲しみは時が経つほど増幅する。

2021/02/01 08:05

マルチーズ
(MilanEXPO/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

このほど米国・バージニア州で、3年間も迷い子になっていた6歳のマルチーズが、無事に飼い主の元に戻ってきた。賛否両論あるマイクロチップの埋め込みだが、迷子になった時のことを考えれば、それが大切だったことになる。地元メディアの『WTKR-TV』などが伝えている。



 

■池に落ちそうなマルチーズ

バージニア州のニューポートニューズ市で先週、シェリー・バトルさんという女性が車で病院に向かっていたところ、乗せていた子供たちが、雑木林の一角でリードを付けていない1匹の子犬を発見した。

「ママ、車を止めて。犬を助けてあげて」と叫んだ子供たち。Uターンして戻ってみると、ヨタヨタしたマルチーズが、池に落ちそうになりながら水を飲んでいた。だが警戒心が強く、声をかけても親子に近づこうとはしなかったという。


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■マイクロチップに登録情報

シェリーさんはスナック菓子で犬をおびき寄せると保護し、自宅に連れ帰って世話をすることに。元気になったことを確認し、2日後には動物保護当局に連れて行った。

当局は、首の付け根あたりに埋め込まれているマイクロチップを読み取り、犬の登録情報を確認した。

犬は満6歳のスカイラーで、飼い主はジュディス・ドーティーさんと判明。彼らの自宅は保護された地点から24キロも離れており、行方不明の届出は3年も前のことだった。

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