迷い犬が3年後に飼い主の元へ帰還 マイクロチップ埋め込みの重要性に再注目
愛するペットが迷子になった場合、飼い主の不安と悲しみは時が経つほど増幅する。
■他の犬について行ったか
外出先でジュディスさんがトイレを利用した間に、姿を消してしまったというスカイラー。ほかの犬に興味を持ち、ついて行ってしまったと考えられている。
ジュディスさんはついに戻ってきたスカイラーを抱きしめ、嬉し涙でボロボロになりながら「無事を信じて祈り続けました。あきらめたことは一度もありません」とコメント。
一方、動物保護当局の職員は「スカイラーが3年経っても飼い主の元に戻ることができたのは、マイクロチップのおかげ。ほとんどの場合、もっと早く見つかります」と話す。
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■2022年から日本では義務化
日本で飼育されている犬や猫のマイクロチップの装着率は、半数程度にとどまっている。だが「動物の愛護及び管理に関する法律」の一部改正で、ペットショップやブリーダーなどは2022年6月より、その装着と所有者情報の登録が義務付けられることになった。
愛する犬や猫が迷子になったとき、誰かに連れ去られれば、鑑札が付いた首輪を外される可能性がある。そのときに後悔しないためにも、やはりマイクロチップの装着が奨励されるという。
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(文/しらべぇ編集部・浅野 ナオミ)