話題の三点リーダー症候群 陰に隠れた「合併症状」にも注目集まる

「三点リーダー症候群」と呼ばれる文面が注目を集めているが、併発しやすい別の現象があることをご存知だろうか。

2021/02/01 17:15

三点リーダー
(oatawa/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

ツイッターのトレンドにも浮上した「三点リーダー症候群」なる現象だが、じつはその他の症状と併発して起こるケースも珍しくないようだ。



 

■そもそもどんな症状?

三点リーダーは、語尾などに使用されることが多い「…」記号のことを指す。メールやLINEなどでお世話になっている人も多いことだろう。

例えば相手に希望を伝える際に「よろしくお願いします」ではなく、「よろしくお願いします…」という表記にすると、申し訳なさや、下手に出ている印象を感じさせるニュアンスが加わる。

リモートワークが多くの企業で推奨されている昨今では、社員同士のコミュニケーションがチャット画面で完結してしまうケースも珍しくない。そのため口調が威圧的に捉えられないよう語尾に「…」をつけて語調をボカす話術全般が、「三点リーダー症候群」として注目されているのだ。


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■「…」とセットで使われやすい記号

ツイッター上には「…」をつい多用してしまうユーザーから共感の声が多数上がっているが、「その他の症状と併発している」という告白も少なくない。

三点リーダーと合わせて使用されている記号、その正体は「びっくりマーク」とも言われる感嘆符の「!」。

確かに文末を「。」でなく「!」で締めた文章は堅苦しさがとれ、フランクさが強調された印象を受ける。ツイッター上の声を見ると、「。を使うと文章が冷たく見えてしまいそうなので、!を使っています」という意見が多く見られた。


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■「!」を多用しすぎると…

一方で「文面だけ見ると、背筋を伸ばして瞳孔全開で接客する暑苦しい営業マンみたいになってる」といった具合に、「びっくりマーク症候群」とも言える状態に迷いを感じているユーザーも少なくない。

漫画家・コハラモトシ氏は1月31日に自身のツイッターより、「びっくりマーク症候群」をネタにした4コマ漫画を投稿。「『メールだと元気いっぱいのテンション高いヤツ』と思われてるかもしんない…」と、悩みを明かし、反響の声が多数寄せられている。

他にも「たまにwを使ったりする」「語尾に伸ばし棒をつけると柔らかい印象ができると思う」といった意見もあるように、「!」以外の記号を使用する人も多いようだ。

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(取材・文/しらべぇ編集部・秋山 はじめ

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