娘のネットいじめに父親が介入 加害者の兄に殺害される最悪の結果に
娘のいじめ問題を解決しようと出かけた父親だが、トラブルは逆に激化。生きて帰ることはできなかった。
多くの人が楽しむSNSだが、それが原因で深刻なトラブルが起きることがある。ある少女もネットいじめに悩み、家族に相談。「なら父さんが話をつけてやろう」と父親が介入したが、最悪な結果になったことを、『People』などが報じた。
■トラブル発生で介入を決意
米国・テキサス州で暮らす少女(15)が、約9ヶ月前からSNS上でいじめを受けるようになった。
相手は10代の少年で、汚い言葉がずらりと並ぶ嫌がらせメッセージまで送りつけてきたという。数ヶ月前には少女の両親が少年の親と話し合い「やめさせてほしい」と伝えたが、その後も嫌がらせは続いた。
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■喧嘩がエスカレートし惨事に
これに腹を立てた父親は、娘と息子を連れて再び少年の家を訪問。しかし家のすぐ外で少年を含む10代の子供たちともみ合いになり、あっという間に殴り合いにエスカレートした。
その様子を見た少年の兄が銃を取り出し、少女の父親に向け数回発砲。父親はその場で死亡し、生きて家に帰ることはできなかった。
少年の兄は「弟が何度も殴られ、殺されてしまうと思ったんです」と話し、正当防衛を主張。近くに設置されていたカメラ映像を確認した警察は、兄の話に矛盾はないと考えているという。