iPhoneがマスクを着けたままでもロックの解除可能に 一部では不満の声も…
iPhoneがマスクを着けた状態でロック解除できる仕様に変更されると発表があるも、ユーザーからは複雑な思いが…
アメリカ時間の1日、AppleがiPhoneで次回のアップデートで実装される「iOS 14.5」の開発者用データ版をリリース。マスクを着けたままでもロック画面を解除できるFace ID機能が追加されるという。
■マスクを着けたまま解除可能
新型コロナウイルスの感染拡大とともに、生活する上での必需品となったマスク。最新機種であるiPhone12では、指紋認証でロックを解除するTouch IDが廃止され、生体認証はFace IDという奥行きを認識できるフロントカメラを使い、ユーザーの顔を認識するロック解除方法のみが採用されている。これは、メガネや化粧程度の顔の変化でも対応するが、マスクで口と鼻が隠れてしまうと認識できなくなっていた。
今回のアップデートでは、Apple WatchをiPhoneと連携した上で、マスク着用時にFace IDでロック解除を行なった際に、iPhoneとApple Watchが近くにあることを認識して、解除が適応されるとのこと。
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■一部では不満の声も
従来は、街中でマスクを着けた状態でロックを解除する際、手動でパスワードを入力するか、人混みの中であってもマスクを外さなければならなかったが、これらの動作が必要なくなることで助かる人も多いだろう。
「マスクつけながら解除が面倒だったから助かる」「これはありがたい」といった絶賛の声もあがっている一方で、一部のiPhoneユーザーからは「Apple Watchないとできないじゃん」「買わないとできない仕組みは困るな」といった不満の声もみられた。