『麒麟が来る』いよいよ最終回 大河ドラマは「史実に沿うべき」だと思う?
長年日本の歴史を取り扱ってきた大河ドラマ。史実に沿うべきか聞くと…
■「沿うべき」と話す人の声は
「史実に沿うべき」と話すのは60代男性のSさん。
「日本の歴史を取り扱い、実在する人物が登場するわけで、史実に沿わない内容は先人に失礼。しかも影響力の強いテレビで放送するので、史実と照らし合わせて、極力合わせていくべきではないかと。
題名は伏せますが、以前あまりにも史実と違うアクロバティックな展開が多い作品があり、呆れたことがある。全てとは言いませんが、あまりにも違いすぎるのは止めてほしい」
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■違いを許容する人も
30代男性のAさんは、史実と違っても良いと話す。
「史実に忠実になってしまうと、全て同じ内容になる。脚本家や番組が考える独自の視点が入った作品だからこそ、面白味があるというものではないでしょうか。
例えば本能寺の変にしても、これまでにも多くの作品取り上げられ、色々な俳優が演じてきましたが、そのどれもが作品特有の視点を持っている。『どんな取り上げ方になるのか』注目するのも、楽しみ方のひとつだと思う」
大筋では史実に沿っていることが多い大河ドラマ。違いは作品の視点として考え、楽しんだほうがいいのかもしれない。
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(文/しらべぇ編集部・佐藤 俊治)
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