キノコにカサがある理由をチコちゃんが解き明かす 子孫を残すために必要だった
『チコちゃんに叱られる』でキノコのカサがなぜついてるか解説。子孫を残す知恵だった。
5日に放送された『チコちゃんに叱られる!!』(NHK)で扱われたテーマのひとつ、「キノコのカサって何」が注目を集めている。
■「上昇気流を生み出すため」
チコちゃんの気になる回答は「上昇気流を生み出すため」という。キノコといえば、木の真下に生えており、特に風との関係性は思い浮かばないが、一体どういうことなのだろうか。
キノコは子孫を残すために種の代わりに胞子を飛ばす。キノコの胞子は、カサの裏側のヒダに大量に付着しており、サイズは0.002ミリ~0.02ミリ。胞子から発芽した菌糸が成長して仲間を増やしていく。
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■胞子を遠くに飛ばす理由は…
胞子を遠くに飛ばすのは、今よりいい環境を選ぶ・一気に全滅してしまう確率を軽減させている。キノコは豪雨や土砂崩れといった災害に抵抗できないため、様々な場所に生えることで生き残ろうとしている。