いち西武ライオンズファンのツイートがキャンプ地の飲食店救う 「本当に感謝」

新型コロナウイルスの影響で、今年のプロ野球は例年と違う。記者が現地に行ってみると…


 

■「本当に感謝しています」

ちよママさんが案内していた、テント式飲食店出店業者である株式会社やまくらに問い合わせると「球場近くのスーパーで出店しているので、よろしければ来てください!」という。

キャンプ取材の合間に向かってみると2人の元気な女性スタッフさんが「さっき電話くれた方ですか? 本当に今年は残念なことですよね…練習を見られなくて」と声をかけてくれた。

スーパーの前に組まれたやまくらの特設テントでは、地鶏の炭焼きや、大学いも、さつまいもスティック、さらには秘伝のタレで味付けした手羽先などがパックに詰まっている。どれも500円程度で、めちゃくちゃ量が入っている。

スタンドで野球を見ながらこれが食べられれば最高だったなあと思いながら、記者であることを名乗ると、「ああ、そうだったのですか…! そうなんです、ツイッターで呼びかけてくれた方がいらっしゃって、おかげさまで通販の注文が増えています。ネットにはあまり詳しくないので、本当に感謝しています」とライオンズファンの絆の強さに感激したことを明かしてくれた。


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■地元の温かさを知る

応援する気持ちを込めて記者は昼食用に地鶏などを複数購入。どれも鶏肉の旨味がギュッと詰まっていてジューシー。炭焼きの香ばしさも加わっており、500円前後とは思えないウマさだった。

買い物が終わると、「お一人で来ているんですか? 夕食困るでしょう」と、さつまいもスティックを1パックサービスしてくれた。「ちゃんとお支払いをしますよ」と何度も伝えたが「私どもも、ファンの方達に助けられました。これは気持ちですので、ぜひライオンズのこと、そしてここ南郷のことを記事にしてやってください!」とニッコリ。

地元もファンも、1日も早いコロナ収束を願っている。

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(取材・文/しらべぇ編集部・キモカメコ 佐藤

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