横浜市で消防30隊出動する火災発生 緊迫する現場の状況を聞いた

横浜市保土ヶ谷区で黒煙がもくもくとあがる火災発生。近隣にはガソリンスタンドも…

2021/02/06 14:20

火事
(画像提供:ツクヨミさん)

6日午後0時45分頃、横浜市保土ケ谷区で建物火災が発生し、消防30隊が消火活動にあたっている。


 

■けが人等は調査中

横浜市消防局によると、午後0時45分頃、横浜市保土ケ谷区上星川2丁目の現場付近の住民から「建物が燃えて黒煙があがっている」との119番通報が入った。午後1時現在、30隊の消防が現場に駆けつけて、消火活動にあたっている。けが人等の詳細は調査中とのことだ。

現場は相鉄線上星川駅近くの八王子街道沿いの建物。近隣には横浜国立大学やすぐ側にはローソン、ガソリンスタンドも立ち並んでいる。また、6日横浜市には乾燥注意報が出されている。

しらべぇ取材班は、SNS上でこの火事に関する投稿を34件確認。「バイク店があった場所ではないか」、「火の勢いが強すぎる」、「きな臭いと思ったら、消防車がすぐに来て、外を見たら黒煙がもうもうと火柱もあがってる」などの声があがっている。


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■14分に1件の火災発生

総務省消防庁によると、2020年の1月から6月までの総出火件数は19,052件で、これは、おおよそ1日あたり105件、14分ごとに1件の火災が発生したことになる。

火災種別でみると、建物火災が10,162件、林野火災が867件、車両火災が1,661件、船舶火災が30件、航空機火災が1件、その他火災が6,331件だった。


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■火の取り扱いに注意

総出火件数の 19,052 件を出火原因別にみると、「たき火」1,845 件(9.7%)、「たばこ」1,648 件(8.7%)、「こんろ」1,448 件(7.6%)、「放火」1,365 件(7.2%)の順となっている。乾燥した日が続いているため、火の取り扱いには十分な注意が必要だ。

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(取材・文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部

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