石原良純、森会長の失言を批判する人に「不寛容」 視聴者からは疑問の声
石原良純はIOC・森喜朗会長の失言を批判する人に対して「不寛容」とコメント。ネットでは疑問の声があがっている。
タレント・石原良純が、8日放送の『モーニングショー』(テレビ朝日系)に出演。東京オリンピック・パラリンピック大会組織委員会・森喜朗会長の失言を批判する人に苦言を呈し、視聴者から疑問の声があがっている。
■森会長の失言
森会長は3日、日本オリンピック委員会(JOC)の女性理事を4割以上にする方針に対して、「女性理事を選ぶというのは、日本は文科省がうるさく言うんですよね。だけど、女性がたくさん入っている理事会の会議は時間がかかります」と発言し、批判が殺到。
4日に開かれた謝罪会見では、「オリンピック・パラリンピックの精神に反する不適切な表現であったと、このように認識を致しております。そのために、まず深く反省をしております」とし、「発言を致しました件につきましては撤回をしたい。それから、不愉快をされた皆様にはお詫びを申し上げたい」と謝罪した。
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■各国大使館が反応
この森会長の女性蔑視ともとれる発言に、各国が反応。ドイツ、フィンランド、スウェーデンをはじめとする大使館が、5日、ツイッターにて「Dont Be Silent」「Gender Equality」といったハッシュタグをつけて投稿した。
また、国連広報センターも4日と5日の夜にツイッターを更新。「女性に敬意を」「今こそ人権のために立ち上がろう」「今こそ行動の時」「沈黙を打ち破ろう。誰かが一線を越えたら、声を上げよう。家父長制への無言の迎合は、受け入れてはいけません」とメッセージを発信している。