DeNA・山崎康晃、土曜に続きブルペン入り 新球・チェンジアップの仕上がりは…
横浜DeNAベイスターズの抑えの切り札・山崎康晃投手がブルペン入り。新球・チェンジアップの練習にも余念がない。
1日から一斉にスタートしたプロ野球春季キャンプ。第2クール3日目を迎えた横浜DeNAベイスターズの嘉手納(ファーム)キャンプでは、守護神復活を誓う抑えの山崎康晃投手が土曜日に続いてブルペン入りした。
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■トライアウト入団の風張らも
8日にブルペン入りしたのは、山崎の他、ヤクルトスワローズを戦力外となり、合同トライアウトからDeNAに入団した風張蓮投手(2014年ドラフト2位)と、昨年の育成ドラフト1位・石川達也投手(法政大)。
ともに捕手を座らせて変化球を交えながら、軽快に投げ込んだ。
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■山崎は新球に挑戦
6日の練習後に行われた囲み取材でも、新球・チェンジアップへの挑戦について語っていた山崎。キャッチボールでは遊びで投げていたというが、学生時代を含めて実戦での使用経験はない。
この日の投球練習では、ストレートから始めて、得意の決め球・ツーシーム、さらにはチェンジアップなど、捕手を座らせて22球を投球。
慣れないチェンジアップでは球が荒れる場面も見られたが、何球かは変化のキレにも納得の様子が見られた。
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■握りについてコーチと議論
投球練習を見ていた大家友和投手コーチも、「お、噂のチェンジアップか!」と気になる様子。自らボールを手に持って握りについて教える場面も。全くの新球ということもあり、山崎も投げるたびにコーチや捕手に確認していた。
鋭く落ちるツーシームに加えてタイミングを外すチェンジアップが自分のものになれば、守護神復活もかなりはっきりと見えてくるだろう。
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(取材・文/しらべぇ編集部・タカハシマコト)