川淵三郎氏の新会長就任にさっそく抗議の声 ツイッターではハッシュタグ運動も
東京五輪・パラリンピック組織委員会新会長に内定した川淵三郎氏に、ネット上で早くも疑問の声が。
■五輪憲章は差別を認めず
五輪憲章は9つある根本原則の6にて、「オリンピック・ムーブメントの目的は、いかなる差別をも伴うことなく(中略)平和でよりよい世界をつくることに貢献することにある」と定めている。
どうやら、ハッシュタグ運動に参加しているユーザーは、この理念と川淵氏の過去の発言を照らし合わせ「不適格」だと抗議の声を上げているようだ。
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■実際の声を見ると…
ハッシュタグが付いたツイートには、「世界がどう見ているか今一度考えて欲しい」「差別主義者ではない方をお願い致します」「川淵さん結構差別発言があるしダメでしょう」「なぜ森が辞任しなければならないのか全く理解していない人選で絶望すぎる」といったものが。
内定報道直後からトレンド入りに発展しており、多くのユーザーが川淵氏の資質を疑問視し、他に適任な人材がいたのではと感じていることが見てとれる。今後、川淵氏がどんな意見を発信していくのか、注目が集まる。
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(文/しらべぇ編集部・玉山諒太)