東京・渋谷で頻発する「迷惑行為」に地元商店が憤慨 「外国人観光客より酷い」

緊急事態宣言下の東京・渋谷。取材帰りの記者が、駅に向かおうとすると…

2021/02/12 05:00


 

■空き缶や吸殻が散乱

渋谷

間も無く移動を始めた若者グループは、ゴミをそのまま放置。空き缶や吸殻が周囲には散乱しており、まるでこのエリアがそのまま居酒屋のよう。

遅くまでやっている近くの薬局で話を聞いた。男性店員は「緊急事態宣言が出てからポイ捨てが格段に増えた。地元商店の人たちで朝に掃除を行っていますが、とにかく量が物凄い」と顔を曇らせる。


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■「外国人より酷い」

渋谷

さらにマナ悪な若者に対しての怒りは収まらない。

「少し前、一部の外国人観光客によるポイ捨て行為が問題視されたけど、よっぽど今の日本人のほうが酷い。その辺に座って飲んでくっちゃっべってたら、屋外といえど感染リスクもあるので危険なはず。コンビニは20時以降お酒を売らないで欲しい」と続け、やるせない気持ちを記者に打ち明けてくれた。

コロナ封じを狙った新型インフルエンザ等対策特別措置法の改正案は13日から施行される。時短営業に従わない飲食店等には「30万円以下の過料」を課す規定も盛り込まれているが、この渋谷の状況改善は一筋縄にはいかなそうだ。

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(取材・文/しらべぇ編集部・キモカメコ 佐藤

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