店頭に置かれたゲーム機、価格設定を見ると… 予想外すぎる仕様に原人も衝撃

とあるハードオフ店舗で発見されたゲーム機が話題に。「動作確認」の概要を確認すると…。

2021/02/12 18:45


 

■目撃者の推理は…

ちなみに話題のツイートの写真は、愛知県のハードオフ・岡崎六名店で撮影されたもの。投稿主の情報担当SSさんに詳しい話を聞いてみると、「あぁ、これは動作確認中にソフトが出なくなったんだろうなぁと思いました。そして、前の持ち主はどうやってソフト出し入れしてたのかが気になりました」というコメントが。

こういったユニークな表記をネット上ではよく見かけてきたが、「実物を見たのは初めてです」とも振り返っている。

続いて同店舗の担当者に話を聞いてみると、情報担当SSさんの推理どおり「動作確認の際に入れたソフト(スパIV)が取り出せなくなったものと思います」という回答が。


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■日本人だからこそ大事にしたい精神

中に入ったソフトが取り出せなくなったこちらのPS3だが、ディスクが自由に出し入れできる状態であればどれくらいの金額が付けられたのだろうか。

しかしこちらに関しては、「そんなに大きく変わることはないと思います(笑)」と、やや意外な回答が。確かに「ディスク交換ができない」だけで、他のシステムに問題がないならば、そこまで不自由は感じないのかもしれない…?

そもそもハードオフが中古品やジャンク品を取り扱う背景には、われわれ日本人が大切にしてきた「勿体無いな」という思いが根底にあるそう。

PS3
(画像提供:情報担当SSさん)

「生産が終了したもの」「メーカーの修理保証がないもの」などがジャンク品として出品される傾向もあるが、中古品とジャンク品の明確な線引きはかなり難しいようだ。同店の店長は「ご自身で修理して使用して頂いたり、分解して生きているパーツを取り出して別途使用して頂いたり、ジャンク品には様々な活用法があります」と、その魅力について語ってくれた。

「勿体無い」とは、物の本来あるべき姿がなくなるのを惜しみ、嘆く気持ちを表す日本の美徳。現在は「スト5」に流れてしまった格ゲーマーも、今夜は「勿体無い」の精神に思いを馳せ、「ウル4」で感謝のセビ滅(昇竜拳→EXセービングキャンセル→前ステップ→滅波動拳)を繰り出してみてはいかがだろうか。

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(取材・文/しらべぇ編集部・秋山 はじめ

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