卵巣ガン偽装し寄付金で豪遊 クラウドファンディング悪用の女に実刑判決

生活苦で病気の治療を受けられない人に、お金を寄付して助けたいという親切な人たちが、世の中には大勢いる。

社会

2021/02/14 19:30

大金・女性
(st-palette/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

お金がなく困っている人と資金援助をしたい人の橋渡しとして、急成長を遂げているクラウドファンディング。だが、どうしてもなくならないのが詐欺行為だ。重病を装い大金をだまし取っていた女の話題を、英国のメディア『Mirror』『BBC』などが報じている。



 

■本人がページを立ち上げる

2018年、クラウドファンディングの『GoFundMe』に、英国・ケント州カンタベリー在住のニコール・エルカバス(42)という女が登場し、善意の人々に寄付をお願いした。

お金に困っている姿を見るに見かね、家族、知人、友人がページを開設することも多いクラウドファンディングだが、彼女の場合は、本人が自ら闘病中であることを切々と訴えていた。


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■担当医が彼女の名前を発見

「卵巣がんと診断され、つらい闘病生活を送っている」「スペインの病院で手術を受けたいが、渡航も医療費も高額で、とても支払えない」と、人々に資金援助をお願いしたエルカバス。

数週間で数百人から日本円にして650万円ほどの寄付金が集まったが、卵巣がんは嘘だと発覚し、詐欺罪で逮捕・起訴されていた。

その詐欺行為を通報したのは、『GoFundMe』で偶然彼女の名前を発見した担当医だった。サイトに掲載された闘病中の写真は、彼女が胆嚢炎で入院した際のものだといい、警察はさっそく捜査を開始したという。

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■豪勢な旅行とギャンブルで…

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