福島県沖の震度6強地震被害相次ぐ DVDがほとんど落下し散乱した店に聞いた

最大震度6強の地震の被害相次ぐ。被害が大きい福島県の実態とは…

2021/02/14 10:15

地震
(写真提供:ブックファン24郡山店さん)

13日夜、福島県沖を震源とする大きな地震があり、福島県と宮城県で震度6強の揺れを観測。福島県沖ではその後も地震が相次いでいて、気象庁は、今後1週間程度、最大震度6強程度の揺れを伴う地震に注意するよう呼びかけている。

しらべぇ取材班は、被害の大きかった福島県郡山市の店長から話を聞いた。



 

■8時間たっても片付け終わらず

震度6弱を観測した郡山市。「ブックファン24郡山店」店長は、地震発生時は近くの自宅にいたそうだが、すぐに店に駆けつけると、店内のほとんどのDVDが落ちてしまっていたという。


「それから片付けを開始したが、8時間経過した午前8時現在でもまだ終わらない」と話す。また、「建物の状態を確認する必要もあるため、14日は臨時休業する。なるべく早く営業開始したい」と語った。


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■図書館外壁やガラスが崩落

ツイッターの返信欄には、お見舞いのコメントが相次ぎ、店長は「皆様、暖かいお言葉ありがとうございます! 福島の男達のために、1日でも早く営業出来るように頑張ります」と投稿した。

郡山市によると、市内の図書館は14日からしばらくの間休館し、再開館の日時は未定だという。また図書館建物の外壁やガラスが崩落しており、近づかないように呼びかけている。


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■炊き出し・配給も実施中

消防によると、福島県内では54人がけがをしたという。県内のイオン相馬店・浪江店・郡山フェスタ店は14日の臨時休業が決定。桑折町(こおりまち)は、桑折町役場新庁舎において、午前6時よりアルファ米による炊き出し・配給を実施中だ。

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(取材・文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部

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