山手線唯一の踏切で人身事故発生 詳細をJR東日本に聞いた

JR山手線の開かずの踏切で人身事故発生。約1万6千人に影響が及んだ。

2021/02/16 11:15

第二中里踏切

16日午前、JR山手線・田端駅と駒込駅の間で人身事故が発生し、内・外回りで運転を一時見合わせた。しらべぇ取材班は、JR東日本東京支社から詳細を聞いた。



 

■約1万6千人に影響

JR山手線に残る唯一の踏切・第二中里踏切(東京都北区)で午前6時04分頃、人身事故が発生。その後午前7時16分に運転を再開した。この事故の影響で、各列車に遅れが生じたが午前9時頃に平常運転に戻った。

JR東日本東京支社によると、この事故で約1万6千人に影響が出た。またSNS上には、各駅やホームが大混雑する様子が多数投稿された。コロナ渦ということもあり、「密になること」を懸念する声もあがった。


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■開かずの踏切の今後

「第二中里踏切」は、今後撤去される見通しとなっている。都が踏切近くに新たに道路を造り、山手線をまたぐ陸橋ができることになったためで、区とJR東日本が陸橋完成後に踏切を廃止することに昨年12月に合意。

周囲には、保育園や学校も多く、人も車も往来は激しい。ピーク時には遮断時間が1時間あたり40分以上にもなり、「開かずの踏切」とも呼ばれている。

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■国交省が改良工事箇所に指定
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