東京都、16日のコロナ新規感染者は350人 火曜としては今年最少も前日比84人増
東京都は都内の新型コロナ新規感染者数(速報値)を発表。前日比では増加したが重傷者は減少。
東京都福祉保健局が発表した16日15時時点の東京都内の新型コロナウイルス新規感染者数(速報値)は、350人となった。重傷者数は92人と昨日より5人減、65歳以上の新規感染者数は昨日から39人増えて92人だった。
■5日連続で400人下回る
都内の新規感染者は、6日(土)の639人を最後に500人を超えておらず、12日(金)以降は400人以下で推移。
昨日は今年に入って最少となる266人だったが、週明けの検査結果が含まれる火曜日はもともと月曜と比較すると増加する傾向が見られる。火曜日としては今年に入って最少だ。なお、400人を下回るのは5日連続となる。
直近7日間の移動平均値も339.7人と前週比で69.1%。また、年代別では、20代(65人)・50代(59人)・30代(53人)で、若者だけでなく中高年の感染がやや目立つ。
男女別では男性188人に対して女性は162人と、男女とも前日より大きく増加。参考となる3日前(2月13日)のPCR検査実施件数は、4,791件と発表されている。東京都の累計感染者数は107,959人となった。
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■「現状維持」と危惧する声
減少はしているものの7日間移動平均には上昇傾向も見られるせいか、ネット上には、「減少幅が緩やかになってきた」「現状維持。このままじゃダメだ」といった現状を危惧する声が目立つ。
一方で、「いい意味で横ばいなのかな」と緊急事態宣言などの対策をある程度評価する人や「まだまだ油断できない。自分自身で戒めるしかない」といった声も見られた。
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(文/しらべぇ編集部・タカハシマコト)