国内での新型コロナワクチン接種で副反応の疑い 首相官邸が明かした内容とは
国内での新型コロナウイルスワクチン接種で副反応の疑い報告。早期の情報提供を評価する声が…
首相官邸は、20日正午に「昨日、富山労災病院において新型コロナワクチンの接種が開始され、副反応の疑いのあるじんましんの発生について一報がありました」と公式ツイッターで明らかにした。
■情報の早期提供を評価する声
さらに、「厚生労働省においては、引き続き副反応疑い事例の収集に努めるとともに、接種後15分以上は接種会場において様子を見るなどの安全対策の周知に努めてまいります」と投稿。
厚生労働省においては、引き続き副反応疑い事例の収集に努めるとともに、接種後15分以上は接種会場において様子を見るなどの安全対策の周知に努めてまいります。
— 首相官邸(新型コロナワクチン情報) (@kantei_vaccine) February 20, 2021
返信欄には「素早い情報共有ありがとうございます」といった情報の早期提供を評価するメッセージが多く寄せられている。
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■一人あたり1分程度
富山県内では19日、国が医療従事者への先行接種の対象に決めた富山労災病院(魚津市)と高岡ふしき病院(高岡市)で、医師や看護師ら計120人が接種を受けた。両病院の接種対象者は計356人で、26日まで4日にわけて行うという。
富山労災病院では医師や看護師ら48人が、高岡ふしき病院では、2つの診察室を使い、医師や看護師、事務職員が1人ずつ接種を受けた。医師が予診票にもとづいてアレルギーや熱の有無を確認して接種し、一人あたりの所要時間は1分程度だった。