高温油をかぶった20代女性が彼氏に「化け物」と罵られ… 体と心の傷を克服中
揚げ物の油ハネは、シミにもなるので注意が必要。フェイスシールドは新型コロナ対策だけでなく、揚げ物にも使えると評判だ。

道行く人が振り向くほどかわいらしい顔立ちを誇っていた女性が、たった一度の揚げ物の失敗で、人生を狂わせてしまった。顔が変わり果てるほどの大やけどを負った23歳の女性の話題を、イギリスの『The Sun』や『Eminetra』が報じている。
■高温の油に水を注ぐ
シンガポールのシャーリーン・チュウさん(23)が、このほどメディアの取材に応じ、「オーストラリアのメルボルンに留学していたとき、とても悲劇的な事故が起き、人生を台無しにしてしまいました」と明らかにした。
当時交際中だった恋人に食べさせようと自宅でドーナツを揚げたが、火を切り忘れ、その後しばらくするとキッチンから煙が漂ってきた。パニックに陥ったシャーリーンさんは、高温の油が大量に入っているフライパンをシンクに運び、水道水を勢いよくかけてしまったという。
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■二度の大がかりな皮膚移植
油は大爆発を起こし、彼女の顔面、首、肩を直撃。救急車が呼ばれ、病院へと運ばれた。3度というかなり重いやけどを負ってしまったシャーリーンさん。顔面は、あっという間に大きな水膨れで覆われ、その後、二度の大がかりな皮膚移植手術を受けている。
「すっかり変わり果てた酷い自分の顔を、鏡で見るのがつらい。ひどいトラウマになっています」と悲痛な思いを吐露している。