強姦犯と疑われた男性が汚名に耐えきれず自殺 母の嘆きは大きく

強姦罪に問われ裁判を受けた男性が、無罪判決を受けた。それでもショックは大きく、最後まで立ち直ることができなかった。

2021/02/21 13:00

鬱・男性
(KatarzynaBialasiewicz/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

無罪判決を受けたものの、「ずっと強姦犯と思われて生きていくはめになった」と考え苦しんだ男性。結局、選んだのは死だった。先立たれた母の声などを、『The Sun』ほかが伝えている。


 

■悩み多き子供時代

英国で暮らしていたグラント・タウンゼントさん(26)には、暗い過去があった。

子供時代に経験したいじめや慕っていたオジの事故死など、つらい経験に苦しんだグラントさんは、徐々に精神的に不安定に。その結果、悪い仲間と遊ぶようになり、人から誤解されることも少なくはなかったようだ。

ついには女性を強姦した容疑で罪を問われ裁判を受けたが、容疑を否認し、無罪を主張した。


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■無罪でもショックは大きく

裁判を受けたグラントさんは無罪判決を受けたものの、強姦犯と疑われたショックはあまりにも大きかった。

「強姦犯としての汚名はずっと晴れない」と考えて落ち込むようになり、外出さえも困難に。それでも心配する母親には「大丈夫だよ」と強がったというが、母親はある日、グラントさんの部屋で遺書らしきものを発見。

そこには死を願う言葉に加え、「僕はやっていません、無実なんだ」とも書かれていたという。

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■癒えなかった心の傷
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