『TVタックル』土谷隆教授のコロナ対策「今厳しく我慢して花見を楽しむ」に賛否
ゲスト出演した政策研究大学院大学・土谷隆教授の独自理論が賛否両論に
■楽しいときは楽しむ
ゲストのアルピニスト・野口健は「去年は花見で広がったので、花見は禁止するべきだ」と指摘。すると土谷教授は「花見はだって、やらなきゃ楽しくないじゃないですか」と応じる。これにはビートたけしらスタジオ出演者も笑みを浮かべた。
土谷教授は「だからタイミングを考えて、楽しいときには楽しみましょうと言ってるんです」と話す。阿川が「お花見直前まではギューと我慢して桜見て散々騒いで、またギュー」と声をかけると「そうです。そうじゃなきゃ飲食店が困るじゃないですか」と持論を展開する。
そして、ゴールデンウイークについても「みんなで楽しむんですよ。その後ギュー」と語り、「3月盛り上がる送別会とかそういうのをやるために2月ギュー、あと2週間」と提言した。
関連記事:京大特定教授のマスク不要論に賛否 ビートたけしは「役に立たなくてもする」
■反応は賛否両論
土谷教授の独自理論に一部視聴者から「面白いね。いいかもしれない」「絞って解除を繰り返すのは、国民の我慢を開放する効果もある」「国民感情に配慮している」と賛同の声が。
しかしそれを上回る勢いで、「花見をしたいなんてとんでもない」「全員が花見やGWに休むわけではない」「医療従事者に配慮していない」「それを繰り返したら永遠に終わらないのでは」と批判の声が上がることになった。
様々な意見が上がっているが、土谷教授が提言した理論の前提も「3月7日までに現在より厳しい緊急事態宣言を行う」としている。飲食店中心の緩やかな宣言が続く現状では、実行不可能と言わざるを得ないだろう。
・合わせて読みたい→ビートたけし、コロナ時代の一番ダメな行動を指摘 「まさにそれ」と賛同の声
(文/しらべぇ編集部・佐藤 俊治)