新型コロナ感染をあえて告白した女性 「差別のない社会」への想いを直撃

新型コロナウイルスに感染をあえて告白したその想いとは。今も後遺症に苦しむ姿を追った。

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2021/02/23 09:30


 

■帰宅できる条件は2つ

真琴さんのホテル療養期間は7日間だったが、療養を終了し自宅に帰宅できる条件は2つある。発症から10日が経過し、滞在最後の72時間で高熱や呼吸障害などの重篤な症状がないことだ。

新型コロナウイルス
(写真提供:真琴さん)

毎日の体温測定やパルスオキシメーターでの酸素飽和度測定がなくなったときに、「やっと晴れて感染者という肩書が取れた」とホッとしたという。


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■現在も嗅覚障害が

世の中では、感染者差別が続いていたため、そういった偏見がなくなってくれればという想いから、積極的な情報発信に努めた。テレビ出演で現状についても訴えた。しかし、SNS上では容赦ない傷つくようなメッセージも浴びせられた。

今も嗅覚障害が残っており、火災や食べ物が傷んでいる匂いを感じることができないという。真琴さんは「わたしは軽症と判定されたが、決して辛くない状態ではなかった」と話す。「ただ、周りの友人たちが温かく支えてくれたことは、大変ありがたかった」と語る。

今月20日には、いつも通っているネイルサロンで施術を断られる事態も発生。しかし、コロナ感染者への差別がない社会になるように、今後も発信を続けていく意気込みだ。

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(取材・文/しらべぇ編集部・おのっち

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