ワクチン1回接種後にコロナ感染した女性 「3ヶ月後にまた2回接種」と説明

米国のファイザー社とドイツのビオンテック社が共同開発した、新型コロナウイルスのmRNAワクチン。じつは接種する側においても試行錯誤が続いているようだ。

2021/02/27 14:20


 

■「1回でも接種してよかった」

こうしたケースへの対応について、保健当局は州の隅々にまで周知徹底を図っていたのか。それとも、医師のなかで「ここで2回目を打つのは怖い」といった心理が働いてしまったのか。

不明な点も多い新しいタイプのワクチンでもあり、ガイドラインとは別に、医師のなかで「高齢だし無理は禁物」という意識が働いたとしても強くは責められないだろう。日本でもこうした事態を想定しておく必要がありそうだ。

ちなみに、ベナヴィデスさんの体調は幸い24時間ほどで改善された。「軽く済んだのは1回でも接種したおかげです。私は重症化するタイプでしたから」と話している。接種の重要性を物語る貴重な一例と言えそうだ。


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■接種が進まない日本

なお、海外メディアは東京五輪の開催に関し、最近はゴタゴタな人事より新型コロナ・ワクチン事情に関心があるように見受けられる。『USA Today』『CBS News』などが、「なぜ日本では接種が進まないのか」と少し前から揃って伝えているのだ。

東京オリンピック・パラリンピック競技大会担当相に就任した丸川珠代氏の、「ワクチン接種を前提としなくても安心安全な…」発言は、何事もエヴィデンス重視でワクチン・パスポート案すら浮上している海外諸国に対し、どれほどの説得力を持つのだろう。

違和感を覚えた人は想像以上に多いのかもしれない。

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(文/しらべぇ編集部・浅野 ナオミ

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