かつての天敵が原発ゼロで異色タッグ 小泉純一郎&菅直人元首相が初の共同会見

かつては与党・野党として国会論戦を繰り広げた小泉純一郎・菅直人両氏が共同会見。脱厳罰に向けたメッセージを発した。

政治

2021/03/02 07:30

小泉純一郎・菅直人

まさか、こんな日が来るとは思わなかった。小泉純一郎氏が首相だった時代に、民主党の代表として党首討論や予算委員会質問で、菅直人氏は攻撃的な質問で、小泉首相と激しい応酬を交わした。

いわば、二人はかつての天敵だ。その両人が東日本大震災から10年になろうとする3月1日、日本外国特派員協会にて恩讐を超えて、原発ゼロという一点で合致し、共同会見を行った。異色のタッグだ。


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■原発問題に与党も野党もない

小泉純一郎

小泉元首相は冒頭で「今日は原発の問題で、菅さんと一緒になりましたけれども。この原発の問題は与党も野党もないんですよ。全国民の関心事だし、これからの将来を考えて原発をなくしたほうがいいという立場も一緒だということで、与野党を超えて、右も左もない」と説明。

原発は全国民の関心事として、お互い政党の枠を超えて将来日本が原発ゼロで発展できるような国に邁進したいという気持ちを吐露した。


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■太陽光発電に期待

菅元首相は冒頭で、原発をゼロにするということに賛成する人が多数派だが、原発をゼロにしたときに、本当にそれで電力が足りるかということを、心配している人がいると指摘。

その上で、化石に燃料を使わないと電力は足らないと思われているが、再生可能エネルギー、特に営農型太陽光発電の可能性・将来性に期待を示す。

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■太陽光で全需要まかなえる

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