泉佐野市が新たな「ふるさと納税返礼品プロジェクト」スタート 込めた想いを聞いた

泉佐野市が新たなクラウドファンディング型ふるさと納税制度をスタート。その中身とは…

2021/03/03 16:20


 

■市長も出席し開所式

今回クラウドファンディングで目標額の約4倍となる寄付(寄付件数)4万5216件を集めた「オリジナルブランド氷温熟成牛」。この出荷が2日にスタートした。同日には、丸善食品泉佐野営業所で、千代松大耕市長が出席し開所式が開かれた。

氷温庫
(写真提供:泉佐野市)

氷温熟成とは0℃からマイナス2℃の凍る一歩手前(未凍結)の温度帯で肉温を厳密に制御し、旨みを増進させ、食感を向上させる技術。成分分析結果では、旨味成分のグルタミン酸が1.5倍増加し、柔らかさも大幅に増したという。

氷温庫という冷蔵庫で、国産牛を約2週間熟成した後に出荷する。「オリジナルブランド氷温熟成牛」は今のところ、泉佐野市のふるさと納税返礼品のみの限定。


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■コロナ禍での雇用創出効果

泉佐野市・成長戦略担当の木ノ元氏は、しらべぇ編集部の取材に対して「こういった企業を誘致することで、市民の雇用も生まれる。また、プロジェクト参加企業が、コロナ終息後に飲食関係に出店していくこと等で市内への経済効果も期待できる」と話す。

千代松大耕市長
(写真提供:泉佐野市)

また「進出する企業は、関西国際空港に一番近い市しての有利な立地が、インバウンド集客というメリットを享受できるはず」と述べた。

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(取材・文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部

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