東京都、4日のコロナ新規感染者は279人 前週比61人減も下げ止まり顕著に
7日間移動平均の対前週比は96.2％。ほぼ横ばい状態が続き苛立つ声が目立つ。
東京都福祉保健局が発表した4日15時時点の東京都内の新型コロナウイルス新規感染者数（速報値）は、279人となった。重症者数は前日から1人減って51人、65歳以上の新規感染者数は29人減って62人だった。
■対前週比は61人減
2021年以降の木曜日の推移を見てみると2週連続で減少しており、2月25日からは61人減少した。
なお、前日と比較すると37人の減少となる。
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■減少幅は引き続き鈍化
しかし、直近7日間の移動平均は269.1人で対前週比96.2%。6日連続での上昇で引き続き9割を超え、「前週と比較するとほぼ減っていない」とも言える。
また、年代別では、20代が最も多く71人、30代が40人、40代が36人と続く。男女別では男性143人に対して女性は136人。参考となる3日前（3月1日）のPCR検査実施件数は、9,751件と発表されている。東京都の累計感染者数は112,624人となった。
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■「行動指針示せ」
新規感染者数が下がりきらない状態にネット上では、「全然減らない」「ここまで横ばいが続くようなら緊急事態宣言は意味ないのではないか」といった苛立ちの声が目立つ。
また、単に緊急事態宣言を延長するだけでなく、「きちんと行動指針を示してほしい」といった要望も見られた。
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（文／しらべぇ編集部・タカハシマコト）
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